目次
蔵王の樹氷
遂にこのシーズンが来たかと言う感じ。
冬になると、蔵王ではスノーモンスター(樹氷)が見ることができるの。
そもそも蔵王って宮城蔵王と山形蔵王があって、私がいる蔵王は『宮城蔵王』。
樹氷も、各蔵王で樹氷ツアーとやらをやってるんだけど、この日記は宮城蔵王の樹氷の事。
宮城蔵王の樹氷はすみかわスノーパークから雪上車
ここが大きな違いじゃないかな?
あとは行く樹氷の場所も全然違うの。
宮城蔵王は、すみかわスノーパークとゆうスキー場がやっているツアーで行くんだけど、雪上車に乗るの!
これは小さい雪上車の3号君w
ちなみにツアーは 12/26からで予約制だよ!
すみかわスノーパーク樹氷ツアー
http://www.zao-sumikawa.jp/winter/juhyo.html
蔵王で有名なZAOCの冬山ツアー
そもそも私達は、冬の雪山登山は初心者で、御釜のある刈田岳をスノーシューを履いて行動するなんてリスクしかないから、 ZAOCの半田さんにツアーガイドをお願いしたの。
蔵王のスーパーガイド ZAOC
リンクを貼っておくね!
半田さんはリリーハウスのご近所さんなんだよ!
実は前からずっと半田さんのツアーに憧れてたw
もう蔵王で知らない人は居ない。
半田さんがついて来てくれなかったら、多分全員死んでたと思う。
安易に行ける場所では無いと、私は思うの。
本当に行きたい人は絶対ガイドを付けて欲しい。
とにかく蔵王の事なら半田さんに聞けば間違いないと私は思ってっるw
初めてのスノーシューハイキング
はいw
初めてですw
名前は聞いた事があったし、最近山だから今シーズンメルカリで買おうとちょうど見ていたところだったんだけど、まさかこんなにすぐに履く日が来るなんて。
まずスノボのブーツを履いて。
リリーのネイチャーツアー
そもそもどうして本気の登山をすることになったかは、話すと長いんだけど、大川雄介ってゆう日本一の動画クリエイターの友達がペンションに遊びに来ることになって、悩みに悩んだ結果、冬の蔵王だったらやっぱり樹氷は見て欲しいって私が思ったところから始まったの。
私は、私のところに来てくれる人には、とことん宮城蔵王の自然を体験して欲しいって思うの。
その人に合ったコースを数週間ずっと悩むw
それでせっかくだったら、まだ少し早いけど樹氷になんとかして連れて行きたいって思って、蔵王のみんなにお願いして協力してもらって今回は実現したの。
ゆうすけは、かなり運が良くて、来る前にストームが来て大雪になって、スキー場もほぼ前面オープンの、樹氷も完成に近づいてくれたの。
てゆうかこの変な集団もなんだか笑える。w
ゆうすけは、クリスマスに合わせて公開する動画の撮影をしてたの。
私はデフォルトでそもそも毎日これだけどw
とゆうか毎日スキー場に行くから、ウェアを脱ぐのは温泉に入るかベッドの横w
彼らは3日間サンタとトナカイだったけど、私はこれw
その集大成のYouTubeはこれ!!
冬の宮城蔵王の集大成の動画
蔵王をプロの動画クリエイターが本気で撮るとこうなる。
いやー。最終日の樹氷は本当に過酷だったw
いざ雪上車で行けるとこまで。。。
スノーシューの履き方をレクチャー。
やっぱり欲しい。。。
いざ雪上車。
まるで遠足に行く子供達w
ワクワクドキドキ。
私もこれに乗ったのは実は初めてで。
もう浮かれておりますw
サンタ寝てるしw
もう私は大興奮ww
大体3,40ぷんかな?
もう見える景色全てが興奮w
すみかわスノーパークのゲレンデを登って行くんだけど、青空雪景色が綺麗で。
でもやっぱり蔵王。
標高は1800m以上あるからみるみる雲の中。
大黒天のバス停が、頭だけ出てるのに大興奮w
ここは私がBeautifulDestinationと呼んでいる山肌スポットで。
通いまくってる場所だから更に一人大興奮w
そして雪上車で降り立った場所はなんと!!!
私が御釜に行くときに600円の通行料を払う料金所!!!!
今日は通行料がかからないぜ!ラッキーとかってそこでも大興奮。。
でも、普通に考えて、車も通行止めなのに、ここに来る人は絶対にいないから、料金所もそりゃあ意味がないw
ああ。
この料金所を徒歩で歩く日が来るなんて。。。
そうこうしてるうちに、雪上車は静かにガスの中へと消えて行きました。
切ない瞬間とはまさにこの事。
まるで生きて帰って来れたらいいねと言われてるようだったw
蔵王でスノーシューハイキング
そしていよいよ半田さんのスノーシュー登山!
圧雪のとこでは、えースノーシューってめっちゃいいじゃーん!
歩きやすいーって言ってたのに。
いざ道路から山に入った瞬間。
あれ?
まじ!?
ってくらい埋まってくのw
そこはさすが男達!!
女の子は最後にしてくれて、のぼってくれて。。。
これ、一番最初の一歩の人が一番過酷w
蔵王の樹氷
ジャジャーン。
って言える程の撮れ高じゃ無いんだけどw
加工頑張りますw
もうとにかく一眼レフは死亡ですw
えびちゃん一眼レフ持って、スノーシューで埋まって初っ端雪まみれw
雪山の一眼レフは本当に難しくて。。。
レンズは曇るわ水没するわのw
まだまだ試行錯誤が必要ですw
ここだけの話。
実はiPhoneの方が確実に綺麗に撮れるとゆう。。。
だけどそれは悔しいから、私は通います。。。w
樹氷って何?
蔵王は宮城県と山形県の県境に位置する連峰の総略なの。
私が毎日しつこいくらいインスタで推してるのは、私のペンションがある宮城蔵王なんだけど、その蔵王の山頂のほうで冬になると樹氷が観れるの。
宮城と山形じゃ行く樹氷の場所も、形も違うの。
そりゃあ私は宮城蔵王の樹氷を推しますよwww
だって宮城県民だものw
私が言えることは、山形は誰でも簡単に樹氷を見に行けるけど、宮城蔵王は、すみかわスノーパークからワイルドモンスター号ってゆう雪上車に乗らなきゃ行けないの。
標高1600m付近の樹氷原まで雪上車で45分。
樹氷ができる条件
実は樹氷が出来るのには条件があって。。
1、アオモリトドマツが自生していること
2、雪が適度に降るところ(降りすぎもダメ)
3、山の西斜面であること
4、冬型の気圧配置で強い西風が吹く気象条件であること
冬は西風が吹く。水蒸気を含んだ湿った空気が斜面に吹き付けると上昇気流が起こって、水蒸気が『過冷却水滴=雲粒』になる。
アオモリトドマツのクシ状の葉に過冷却水滴が衝突すると一瞬にして氷になって、次から次絵と衝突した氷が風上に向かって成長して行くの。
この4つの条件が揃わないと樹氷は出来ないの。
この条件の中ドローンを飛ばした日には、樹氷になりそうだwww
とにかく世界的にも希少なネイチャーの造形美なんだよ!!
と言いつつ、私はまだ完璧な写真が撮れていないから、今シーズンはこれでもかってくらい通って撮りますw
誰か一緒に行ってくれてもいいんだよ?w
世界的にもかなり希少で、日本の蔵王とか、あともう1ヵ国どっかにあるけど、アオモリトドマツ樹氷は蔵王なの。
地球温暖化が進めば二度と見る事も出来なくなる景色なの。
日本にもあったかピルボックス
ハワイではよくピルボックスを目指してハイキングしてたけど、最近私の中でのピルボックスは避難小屋なの。
今回のスノーシューで目指した場所だったんだけど。。。
冬山登山を完全に舐めてましたw
キツイどころじゃないww
ドローンに一眼にバッテリーに食料に水筒にって。更にスノボーで絶対15キロはあった気がするw
いつも機材で10キロのバックパックで飛行機に乗ってたから分かるんです。。
あれは相当重かったw
男の人達に持ってと言いたいくらいだったが、なんせみんな動画クリエイター。。
みんな重いんですw
そして私達女子は撮影すら諦めてる中頑張って撮影するメンズ達。
遅れを取らないように必死の女子達。
初っ端の方ですでに限界は超えていたw
もはや今まで登った海外の山がどれだけ楽だったことか。
蔵王って凄いなー。って思った瞬間。
楽に行きたい人はほぼ山頂まで車で行けるし、過酷な選択肢も出来る。
そして避難小屋に着いた頃には、みんな髪の毛が凍ってたのw
えびちゃんわかりやすいw
ゆうすけは、流石ですw
何これw
もうガチ登山。
ちなみにこの登山、ヒートテックは禁止だったの。
保湿効果のある服はダメ!!
レーヨン禁止。
だから私はワークマンプラスで化学繊維のインナーを5枚も買ったんだからw
エビもw
それがかなり調子良くて、私は毎日スノボでスキーウェアを着てるから、毎日最低4枚のインナーを重ね着して生きています。
避難小屋に入ったのはこれで2回目。
ガチの避難小屋だから、映画の世界。
そして軽食。行動食ってやつなんだけど、私はバリバリのチョコパンを持って行ったんだけど、リュックの一番下に入れてたから、煎餅みたいなチョコはパリパリのパンになってたのw
おにぎりなんて凍っちゃうから持っていけないし絶対重そうw
ここでエビが私の大好きなアーモンドチョコを持ってきてくれたんだけど、凍ってるのかなんなのか、今まで食べた中で一番美味しくなかったのw
チョコが大好きな私がチョコがまずいと思ってしまった。。
半田さんは、プロだから、カプセルみたいな入れ物に、グラノーラとかナッツが入ってるやつを持ってきてたけど、かっこいいから私は今度から真似したいと思うw
刈田岳のフォトスポットの鳥居の神社
避難小屋の前に私はドローンの入ったバックパックを放置して、身軽で神社に向かったの。
ああ快適w
そしてこれが噂の鳥居。
ガスってるってやつです。
iPhoneさすが。
Sony a7iiiなんて。
まあ加工でいけそうな。
そして結果iPhoneの方がいいかもってなって。。
御釜からバックカントリー
歩いて下山したら、3時間かかるよってなって、急遽帰りはスノボで下山する事に。。
いわゆるバックカントリーってやつですね。
人生初のw
こんなにも早くバックカントリーを体験する日が近かっただなんて。
数メートル左に行ったら死ぬよとかあるし、どっち方面にすべればいいかも分からないし、パウダーとかなれてないしでもう。。w
滑れたと思ったらものすごい勢いで刺さってくw
そして一度転んだら最後。
バックパックが重くて起き上がれない。。
何度みんなに手を引っ張ってもらって起き上がったことか。。。
へっぽこ過ぎてとても半田さんには申し訳ない気持ちになりましたw
山道を滑ってエコーラインの道路に出た瞬間の感動。
普段は車で撮ってた道をスノボで滑って下山は私にはもう言葉にならないくらい感動だったの。
撮影班が先に行って、エビは半田さんと後からきて、私はぼっちで道路を滑ってた時。物凄く感動だったし、なんか色々とこみ上げてくるものがあって。
雪であんまり分からないけど、私は蔵王が好き過ぎて、ガードレールの場所でもそこがどこかすぐわかって余計に感動。
天然のベンチで休憩。
止まっちゃう道もあって、それがまたスムーズには下山ができないの。
もうリュック捨てたかったw
何時間滑ったんだろうw
髪の毛が切れてもいいって思うくらい、そもそも生きるのに必死だったw
そして遂に、すみかわスノーパークのゲレンデに出た時は、更にすでに達成感。
今は4時半に日没なんだけど、4時だったようなw
サンセットも綺麗で、あーーーとか叫んでたのw
そして閉園後のすみかわのコースが見えて。
ああ。
私は無事生還したんだと、この最後の滑走は、清々しかったw
味わったことのない感動だったの。
送ってくれた3号君はちゃんと元の位置にw
いやー。
良かったっす!!
人生で1番最高の日でした。
生きるって凄いなってゆうか、自然の威力を更に深く知ったってゆうか、やっぱり蔵王は最高だ!!と思った。
ますます宮城蔵王が好きになってしまった瞬間でしたw
ああ。
蔵王愛が止まらない。。
ペンションを買って、私の毎日は大きく変わったの。
当たり前の毎日じゃなくなったし、明日起こる事、先の事、全然想像つかない事だらけだし、同じ明日がなくなった。
ワクワクすることが多くて、毎日毎日違い過ぎて、本当に海外旅行みたいな生活になった。
常に自分の意思で選択して、行動しての繰り返しだけど、人生が物凄いスピードで進み出して、1分1秒が大切になった。
蔵王の自然の中で生活を始めてから、心が穏やかに過ごせる日が増えた。
ちっぽけな悩みも悩む暇をなくしてくれる蔵王には感謝の気持ちでいっぱいなの。
さてと私は明日も雪山に行くからそろそろ寝なきゃw